寝室 淀川 文月えん ギターケースをぶら下げたぼくと 自転車を押すきみ 河川敷をまっすぐ歩く 星も軽い初夏 誘ったのはきみで 誘われたのはぼく 聞き慣れない方言は柔らかく 笑う声は張った弦のようで 三度目には線香花火 火が点いたのは心だけで きみが宝箱にそれを隠したこと ぼくは知らない きっともう湿気ているけれど きみは明日も隣りで眠る ーendー Facebook Twitter