風の音

 

一目散に踵を返し

 

我先にと駆け上がる

 

 

風の音

 

見えないままぶつかってきて

 

触れないまま吹き過ぎていく

 

 

風の音

 

ないてる よんでる

 

わらって 夜を 確かめる

 

朝の産声を届けるために

 

雲を払って 明日へ伝う

 

 

 

 

ーendー

 

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