時のゆくのはあっちゅーま

 

それが近くはどうしたものか

 

寝ても覚めても引け四つの

 

明かり薄斑うすむら 月ひとつ

 

まなこ 唇 指 手 首

 

風が吹くなりほつれ髪

 

あまつさ心頭こころも捉わるる

 

空の匂いは桜色

 

 

開けず暮れずの色知らず

 

されど散りゆく桜色

 

 

 

 

ーendー

 

 

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