もう今では

隠れるところがなくなって

彼女は中まで丸裸

冥王星の風の音だって

可視化されてしまった

守っていたものは

今にも弾けそうで

それでもひた隠しに抑えて

それはきみを忘れること

蓋なんか開けなければと

通り過ぎた月の影を追う

 

 

 

ーendー

 

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