居間 心音 文月えん わたしは時々 あなたを抱きしめるように 腕組みをして きみの背中で ニガムシを噛む ニガムシは砕ける時 花が実を孕むような かすかな悲鳴で鳴いて わたしの心音は きみが気付いて振り向かないかと 落ちた実が割れるように かすかに震えてみせる ーendー Facebook Twitter