秋晴れの高い宇宙
ずっと低く
電線を滑るヘリコプター
その行き先を舞う蝶々
知らぬ間に
冬の大三角に
わたしを閉じ込めた
開いた綿の実の白さよ
訪れない季節を
代わりに語る
新しい友人に嫌われても
次の夏を
楽しみに待つ
その程度は
友人も寛容だし
金星が月に寄り添う
ようなもの
ーendー
ーendー
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