応接間 黙(つぐみ) 文月えん 風が止んで煙は沈む クビキリギスが揺らして 立ちのぼる 耳につく苛立ちを 諫める夜のつぐみ マッチの擦れる音が ロウソクに祝辞を述べて 肩まで這った蟻の 来た道を辿る 鍵のない窓から 星は 差し込まない 咳払いで返す 昨日のメール ーendー Facebook Twitter