約束を交わさない日々の

 

不平等なリアリズム

 

あなたは変わらず

 

寝息を立てて

 

隣りにいない私を

 

探さない

 

私は裸足に毛布を巻いて

 

十二月の朝を待つ

 

空のまま回る洗濯機のように

 

晴れのまま雨が降れば

 

中身のない財布で

 

電車に乗る夕間暮れの意味を

 

見つけてしまうだろう

 

 

 

 

ーendー

 

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